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イベントの裏側Vol.1

更新日:2019年10月25日

昨日更新したアリタポーセリンラボ様のイベントレポート。



今日は決定から当日までの準備編を。




今回のイベントの話が持ち上がったのは振り返ると今年の2月まで遡ります。


内田屋薫子先生が毎年東京ドームのテーブルフェスティバルでアリタポーセリンラボブースをコーディネートしているというので、昨年秋からレッスン講師をスタートしたばかりの私は先生のコーディネートが見たい!とお伺いしました。→その日のブログ



松本社長様とはその時が初めまして。また同じ2月、私のBDプレゼントにあやちゃんがくれた器がアリタポーセリンラボ様の器でした。




その後3月頃に佐賀の有田でコラボイベントの話が具体的に進み始め、お料理を担当してほしいとお願いされた時、「2人で初九州でのお仕事だし九州エリアでだれか手伝ってくれる人がいないかな」という薫子先生の一言に、一番にあやちゃんが思い浮かびました。


先生〜〜います〜〜!最高に適任者!✨


あやちゃんの作るデザートの美しさ、繊細さ、丁寧さに本当自分ではできないと尊敬していたのでお手伝いではなくデザートを担当してもらうのはどうか?と提案しました。そして2人をメッセージ上でつないでやりとりがスタートしました。


私自身、Instagramで見ているだけで食べたことはなかったけれど、見て誰でもわかるほどのあやちゃんの実力に尊敬しかなかったし、誠実で素晴らしい人柄をずっと知っていたので、一緒に仕事をいつかして見たいと思っていたのでこんなチャンスはないと。



東京と九州ですぐに挨拶ができない距離なので、夏に一度私は誘ったからにはキチンと打ち合わせをして安心させねば!と長崎へ→その日のブログ


直前ではありましたが、ちょうどあやちゃんがプロモーションのお仕事で東京にくるというので先日の薫子先生の花火大会で2人の初めましてをつなぎました。会う前は経歴や仕事ぶりに緊張すると思うけど、薫子先生と実際会うと絶対人柄に惚れるはず!いい意味でリラックスできて頑張ろうって思えるはずと♡ →その日のブログ

(私がそうだったんです。実は私と薫子先生のご縁もInstagram。お会いするまでは本当に緊張しかなかったですし、出来るのかなあ・・・とでもいざお会いした時の先生の人柄に一瞬でフォーリンラブ♡頑張ります!と返事を発していました。)



実際2人があって器を見ながらデザートについて話していて、なんだか大好きな2人が繋がっている姿は嬉しかったなあ。



私は現地調達での料理。現地に予定している食材がない可能性もあるしイベントではレシピのお渡し不要とのことだったので、使う器や全体バランスの関係上どんなものを作るかだけはざっくり2人に話し、試作はせず予算目一杯現場での食材費に充てることに。先生は東京の花市場で購入したものを佐賀まで手荷物で運ぶことに。


日頃レッスンでは生徒様に無理ないスムーズな段取りとして2日前はこれをして、前日は・・・と下ごしらえのコツをお話していたのですが今回は全てが現地調達からスタートにドキドキ。しかも器具は何があるのか、カフェをお借りするとはいえ、伺った際調理場はどのくらいの時間使えるのか、冷蔵庫のスペースはどれくらいか・・などを確認しながらどんなものにしようかの心構えや下ごしらえのイメージはしました。


一方あやちゃんは、デザートが超絶美味しいことが花火大会でいただいて私たちもわかったし、作り慣れているのでいいから✨と事前に伝えたのですが、それでも試作が止まらないから最後は薫子先生!彼女の試作を止めてください!と薫子先生からも言ってもらうという・・笑 でもやめない…(°▽°)これは私の中の戦いなんです。と美味しさを追及する姿…2人して止めたけれどそれ以上は言えず…完全に赤字ですよ…。



彼女からバックミュージックが聞こえました…


プロフェッショナルの流儀。





さて、話はイベント2日前まで飛びます。


2日前に佐賀入りした私と薫子先生。(移動中のあれこれはVol2で)まずは空港から松本社長との打ち合わせで窯元の工場まで。




薫子先生とのコラボで誕生した新作初お披露目です!(商品についてはまた別に)



ブラックのモダンなデザインにプラチナラインがまたいい感じ。その後、窯元見学をさっと拝見させていただきました。翌日の生徒様が佐賀入りした後の佐賀ツアーにも組まれていた窯元見学。私は調理でお留守番で行けないのを覚悟していたので見せていただけて観光気分になりました!



それにしても人の手で愛情込めて仕上がっていく過程を見ると、本当素晴らしいの一言で、今後器を手に取るときもより一層気持ちが入りそうです。この器にのせる料理、頑張ります。


…と松本社長と薫子先生の後からついていきながら背中を見て心の中で思うのでした。



(またすみません。でもしっくりくる。)


さて、その後カフェに移動し、実際の会場を見てかっこよさにはしゃぐ私たち。



(営業中でした、ごめんなさい)薫子先生は東京から持参して半日経ってしまっていたので急いでお花を水あげして早速アレンジメントに。私はアリタポーセリンラボの桂子さん(母と同じ名前で速攻覚えました♡)に車を出していただき食材の現地調達に。2箇所回っていただき、大体は思ったものを購入できたし、予定になかったけど可愛かったお野菜なども買えました。ただ使いたかった佐賀牛の塊がなく一旦帰宅。


その頃まだ14時で一旦ランチにしましょうと4人でご飯に。そこでそう言えば空港で食べ損ねたから今日初めてのご飯と気がつく…笑


カフェでの仕込みがその日は営業後の16〜18時のみ、とのことで1時間カフェから出て薫子先生と長崎県波佐見町まで行くことに。(お肉もその途中の精肉店に問い合わせてあったのでお取り置きしてもらいラッキー!)



可愛い器屋さんがあり、ちょっとした観光気分にもなれました。可愛い箸置きを購入。



さて16時から18時。冷蔵庫を整理したり、ソースやクリームを作ったり、お肉に塩胡椒をしてラップに包んで休ませたり・・で初日終了。翌日の肝心な前日は9〜11時、15〜18時にキッチンが使用できるとのことでそこで45人〜50人分を8品仕込みができます。何をどの順でするか順番までメモに書いたり、何時分から分までこれをする、などタイトめにタイムスケジュールをメモに書いたりして自分を追い込み(笑)、これをしている間にこれを終わらせる。3口コンロを使用中はあれこれ移動せずまとめて作業を3つ終えられるように・・など1分も無駄にできない気持ちで作業スケジュールを自分で組み立てました。カフェが使えない時間は何とか場所を別に借りてパンを丸にくりぬいたり、人参を紅葉にくりぬいたり、小葱の飾り切りなど小さなまな板でできる作業を黙々と・・・。



キッチンから見る会場が本当素晴らしいものになっていて、その光景にはただただ癒されました。先生ってほんとすごい。近くでいつもセンスを学ばせていただいてます。





(美しい作業姿を撮り損ねたので当日の一枚。またすみません。この番組が好きすぎて笑)


楽しみにしていたご褒美のお宿についてや笑える話はこれまたVol2で。


2日目、朝からキッチンで2人で作業。2日目はこちらのカフェで生徒様が20名ほど佐賀ツアーのはじめにランチに来ることになっていて、私たちもランチの時には参加させていただきました。カフェスタッフの皆様がご用意してくださった有田鳥や豚肉は本当美味しくて、副菜で出てきた呉豆腐が美味しすぎて帰りに買ったほど。



いつもおもてなしに来てくださる生徒様のお顔を見てなんか嬉しくなっちゃう私。そしてボストンで料理教室を主宰しているお友達のよしこちゃんにも会えました。



皆様がツアーに出られて、薫子先生とアシスタントのしのさんは買い出しへ。そのまま窯元ツアーに行って夕方にカフェに帰宅。さあ、本番前の最後の準備!!みんな真剣です。リミットは18時。




みんな頑張りましょうー!!!。・゜・(ノД`)・゜・。(なんか青春)


皆さん松本社長様による佐賀ツアー楽しまれたかな〜(あれ?どこに行ったんでしょう?笑)と思いを馳せながら我々も夕飯に滑り込んで(というか遅刻)その後夕食の後、寝る前に内職を。



私不器用すぎて全然進まず・・・。(裁縫系大の苦手、リボン苦手)でもがんばった翌朝並んでるのみてテンション上がりました!


当日は2時間が本当にタイトでバタバタさせてしまった場面もありながらも薫子先生の作り出す世界観のテーブルコーディネートに感動されてお写真を撮る様子を遠くから眺めていたり、実際レシピのご質問、盛り付けのご相談、美味しかったのご感想を直接頂くたびに何度も涙腺緩みました。あやちゃんのスイーツは本当大好評で、私が作ったわけじゃないのにこれまでのあやちゃんの努力を見て来た私は何だか泣きそうになってしまいました。


カフェの皆様にも薫子先生方にも美味しいと言っていただけて本当嬉しかったです。急いでそのあとは私も欲しかったお椀を購入したり、片付けて3人で空港へ。同じ通りに私が従事していた江上栄子院長のご実家である有田焼香蘭社の窯元がありました。



ここで生まれ育ったのですね✨また学校に行くタイミングがあれば今回のお話しをしよう^^


それにしても有田でイベントだなんて本当プライスレスな経験をさせていただき、有田ポーセリンラボの皆様には感謝です。お声をかけてくださった薫子先生本当にありがとうございました!そしてしのさん、一緒にビールを飲んでリボン巻きしたこともいい思い出です!



私たちの船に乗っかって頑張ってくれたあやちゃん本当ありがとう。



帰りに空港で飲んだビール最高でした。



長くなりましたが、まだ裏話が。

Vol.2へ続く。

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