和を食す
- 綱渕礼子
- 2018年5月3日
- 読了時間: 2分
ゴールデンウィークですね!昨日今日と、栃木県に1泊旅行をしてきました!
日光観光をして鬼怒川に宿泊。のんびりした時間に癒されました✨

5月5日の端午の節句も近いということもあり、お部屋に柏餅が。

室内のお皿やカップなどの益子焼が素敵で、帰りに益子町に寄り道して
開催中の益子焼陶器市に行ってきました。周って見ているだけで楽しかった!
一目惚れしてしまったくらいのタイプの器にも出会えました❤️

柏餅に話は戻り…
1日から5日までの5日間、読売新聞様の「暮らしコーナー」にて”和を食す”という
テーマで担当させていただいた料理とレシピが掲載中です。


端午の節句では、関東が柏餅、関西ではちまきが馴染みがあるのではないでしょうか。
ちまきの餅生地を作るまではスムーズなのですが、(柏餅と一緒)
笹の葉で包み井草で巻き上げる作業がそれはもう…大・苦・戦!!
記者の方にもいかに難しく職人技が必要かを力説🔨←言い訳
柏餅は、新芽が出るまで葉が落ちないため、子孫繁栄の意味があり、
端午の節句にふさわしい縁起のいい食べ物に。
一方ちまき。現在は笹の葉で包んで蒸しますが、
昔は茅(チガヤ)の葉で巻かれていました。茅は繁殖力が強く、邪気を払う植物と
されてきていたため食べられるように。また北海道や東北地域では「べこ餅」、
山形や島根では「笹巻き」など地域によって特色がすこしずつ違います。
他にもこの日の行事食として食べられるのが
鰤の照り焼き(子供の出世を願う)、鰹のタタキ(勝男と読み、勝にあやかり)
筍ご飯(すくすくとまっすぐ大きく育つように)などがあり
どれも男の子のお祝いにぴったりな意味ですね^^
年々行事食を食べる風習が減って来ていると聞きますが、
作るのが難しくても買うなどして(いやー、ちまきはホントに難…←まだ言ってる🔨)
鰤の照り焼きなど簡単なものから手作りし、
息子さんへご両親の想う行事食に込められた「意味」を伝えながら
お子様の健やかなる成長を願ってお祝いしてはいかがでしょうか✨
明日以降は、乾物の新しい使い方や、漆器…と引き続き特集が続きます。
ぜひ読売新聞読者の方はご覧いただけたらと思います。
引き続き素敵なゴールデンウィーク&端午の節句をお過ごしください♩
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