先週火曜からスタートした6月のレッスン、全4日間8回が終わりました。
今月のテーブルテーマは有田ポーセリンラボのコニックを使用した「初夏の和モダン」。
使用する器を見てわたしが提案したお料理は、
「納涼御膳 」。
先附 おくらと帆立の胡麻和え
椀物 雲丹入りホワイトアスパラ豆腐の冷やし椀 青柚子
向附 季節の刺身 桔梗胡瓜
揚物 もろこし掻揚 甘海老唐揚
焼物 鴨の香味焼き 山椒風味 甘酢茗荷
煮物 粟麩と茄子の阿蘭陀煮 獅子唐
酢物 鱧落とし 緑酢 梅 針生姜
御飯 枝豆と新生姜の青紅葉飯
甘味 葛まんじゅう 抹茶餡 ・
和食の調理法五法を万遍なく。
それ以外も和食に大切といわれる、五味・五色・五適・五覚の、「和食の五」を大事に組み立てました。トウモロコシのかき揚げ、葛饅頭は実習で皆でつくり、かき揚げの裏技から、葛の練り方、蒸し方まで。
前回のように会席仕立てではなくまとめて一度に盛り付けて配膳するスタイルだったから揚げたて、焼きたては難しく…そこは実習時に揚げたてを1つずつ味見してもらったり。
季節や食材、調理法、見た目、もてなしの心と感謝の気持ち・・・全てがバランスよく折り重なり、美しさを演出するのが「和食」のすばらしさだとおもいます。
盛り付けも実際にみんなでワイワイ。和食の盛り付けポイントや、特徴、ルール、刺身の妻や季節の掻敷についても話しました。
サービスで日本酒もお出ししたので、なぜ日本料理で御猪口は右上ではなく左下配置なのかの理由も。
話し始めると手が止まるから、時間が押す犯人はわたしです… 笑ヽ(´▽`)/
3月から6月までの春クラスの4ヶ月間、皆様と過ごせて嬉しかったです。
来月からは夏クラスが始まります。ミニレッスンは料理からスタート。
薫子先生やアシスタントの皆さま、宜しくお願いします。
生徒の皆様に楽しんでいただけるよう来期も頑張ります♡
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