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アイルランド大使館でのディナー

更新日:2023年3月27日

お世話になっているPRの方からご招待いただき、その方が担当していらっしゃるアイルランド政府食糧庁様の(ボードビア)エクスクルーシブディナーに昨夜参加させていただきました。


パーティーは千代田区の大使館ではなく、元麻布にあるアイルランド大使公邸。




この度のディナーのためにアイルランドで人気のミシュランレストラン「Loam」のヘッドシェフであるエンダ・マケボイ氏 (Enda McEvoy)が来日されました。


エンダ・マケボイ氏はアイリッシュ・レストラン・アワードで「ベスト・シェフ・イン・アイルランド」を受賞されたそう。海外サイトしかないので日本語でも読みやすいトリップアドバイザーのサイト→コチラ



ウェルカムレセプションスタート後に到着すると今回お誘いくださったナターシャさんが♡

2年前から案件でお世話になっているPR企業様。(あらゆる大使館関連や世界的ブランドのPRをご担当されている超才色兼備なPRさんなんです。)



20人程度の関係者を対象としたディナー。うちメディア関係者4名分の招待が叶ったとまさかの1/4人に入れてくださり…(°▽°)もちろんこんな貴重な機会はないと即答で参加表明し、場違い甚だしい私がいそいそ参加してきたという流れ(笑)(後の3名様は有名雑誌やライター方々…とわたし以外正に適任(°▽°)いつもお世話になっているELLE Gourmet編集部のS様にもお会いできました 嬉)



アイルランド政府食糧庁様のスピーチからスタートし、シェフのご紹介。マネジャーのジョー・ムーアさんも日本語が素晴らしく、そして笑いも誘いながらのお茶目なトークで会場も和やかな雰囲気。その後集合写真撮影を。



参加者の皆様と名刺交換しつつ、別室へ移動。







マケボイ氏チームの皆様は前日日本入り。時差ボケの中、買い出しもされてメニューを組み立てられたとか。・゜・(ノД`)・゜・。お肉や乳製品などアイルランドの豊かな食材を使用しながら野菜などを日本で現地調達されたものをマッチさせながら素晴らしいお料理をご提供くださりました。




メニューはこちら。


お料理はどれも素晴らしく、又、日本食材なのに日本人がしない使い方をされたりしていて新しい発見もありました。


〜Oyster, Radish,Cucumber〜


アイルランド産の牡蠣を大根で挟み、胡瓜のすり流しのようなソースと。一口いただくとなんだろうどこかいただいたこともある親しみのある味わいで、例えるとお正月料理にありそうな、爽やかでさっぱりとした和食に近い前菜。このアイルランドの繊細な牡蠣だから出来る一品かな。


〜Maitake, Uni, egg Yolk〜

舞茸がこのように出てくるのは斬新!絶妙な焼き加減の舞茸に雲丹の組み合わせが何とも美味しい。前日に来て探した日本食材をこんな風に最高のお料理に組み込めちゃうのはやはり天才!とすでに心を鷲掴み。これから続くコースに胸が高鳴ります。


〜Sirloin,Onion,Bone Marrow〜

なんども周囲にBone Marrowを聞き直してしまったのは、このBone Marrowの意味は骨髄!低温調理した一見生肉のような牛肉サーロインに玉ねぎのピクルスのようなものが刻んでかけてあり、このチーズのようなふわふわは骨髄〜!!スープとかではなくこのようなスタイルでは初めていただきましたが、口に含むとす〜っと溶けて、食べたことがある他の食べ物に例えると「ラルド」みたい。衝撃的体験&感動体験でした。アイルランドのお肉、美味しい!!



〜Cauliflower, Pumpkin seed, Yghurt〜

日本産カリフラワーをグリルしたものにカボチャの種や黒胡麻、オリーブ(かな?)で作られたタップナードの様なソースが。アイルランドの濃厚なヨーグルトのソースが最高にあいました。そして食後感もいいヘルシーな料理ばかりで胃も重たくならず。


〜Ribeye, Turnip, Whey〜

お待ちかねのメインはアイルランドのローストビーフ。これにはあちこちから美味しいの声が止まらない!付け合わせは日本産のカブと小松菜でした。関係者からアイルランドのお肉についての発表も食事中に資料に合わせてありましたが、一言でアイルランドのお肉の特徴は、

「赤身なのに柔らかい」


普通、国産銘柄牛のように柔らかいお肉はサシが入っていて脂っぽさは否めず、海外の牛肉は赤身でヘルシーだけど国産よりどうしてもかたい。


…そんなイメージを覆すいいとこ取りの牛肉でびっくりでした。まだまだ日本では馴染みがないかもしれませんがこのお肉の特徴は、脂身が苦手な女性や高齢者やダイエット層を始め、赤身が好きだけど(私!!)かたいのを必死に低温調理しながら柔らかさを追求している層にとって最高のニーズがあると感じました!さっぱりしているのに感動的に柔らかい。もう、いくらでもいただけた気がします(笑)日本でももっと広まってほしいなあ〜。


とここで・・


隣席のダンディなおじ様マイケルさんが(超チャーミング)突然「キッチン行っちゃう?」と。



マイケルさんと大使公邸キッチンへ・・・!



マケボイシェフチームがデザートの準備中でした。直近で見ながらシャッターを切れる貴重な時間、マイケルさん、ありがとう。・゜・(ノД`)・゜・。





デザートは二種。パセリのケーキと、

メニューになかった大福の様な形のスイーツ。



割るとカスタードのようなものが入っていて、例えるとシナモン風味のシュークリーム。そして周りはモチモチのマジパンのような、何とも言えない美味しさで、ぜったいカロリー高そう・・とビビりながらもペロリと完食しました。



最後にチーズとアイリッシュウィスキーのテイスティングでディナーは終了。



別室に移動してコーヒーやチョコレートで歓談しつつ気がつけば22時もすっかり回っていました。いやはや…夢のような時間でした。



アイルランドの方々の温かさや豊かな食材に触れ感動の時間でした。ぜひ飲食店の皆様や卸関係者の方々にも一度アイルランドの食材をご賞味いただき、もっと国内に広まったらいいな。


大使館の皆様、アイルランド政府食糧庁の皆様、昨日お会いした関係者皆様、素敵な時間をありがとうございました!

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